欲求と適応機制について
みなさん、こんにちは。今回は
【欲求と適応機制について】を書いていきます。
普段こんなこと書いてないのにいきなりなんだこいつは?!と思う人がいるかもしれませんが、これは私が高校で習ったというか、高校の保健の教科書をベースに復習するといった内容の記事になってます。多分。カテゴリーは適当に「勉強」にしていると思います。勉強って単語は個人的にあまり好きじゃないですけどね、学ぶのは好きです
前置きはこれぐらいにしておいて、本編にいきましょう!
保健の教科書をベースにしてるので家に保健の教科書が残ってたりしてたらそれ読んどけばいいんですけどね
【欲求と適応機制】
[はじめに]
私たちがもつ欲求などの心の動きをつかさどるのは『大脳』である。
「食べたい」などの欲求や情動(喜怒哀楽)が起こるのは、『大脳辺縁系』の働きによるものである。
↑のような欲求をコントロールしているのが、『大脳新皮質』の働きである。
『大脳辺縁系』と『大脳新皮質』が同時に働き、互いに作用しあうことによって、上手くバランスをとっている。
[さまざまな欲求]
『生理的欲求』・・・食欲や睡眠欲、性的欲求などの人間が生まれつきもっている欲求がある。このような生命維持や種族保存をする上で必要不可欠な欲求を『生理的欲求』、あるいは『一次的欲求』と呼ぶ。
『心理的欲求』・・・私たち人間が成長し、人と人のつながりや社会生活をするなかで生まれてくる欲求がある。人を愛し愛されたい、社会の中で活躍し認められたいといった欲求である。これらは大脳新皮質の働きによるものである。
これらの欲求を『心理的欲求』、あるいは『二次的欲求』と呼ぶ。
特に心の発達が著しい青年期は多様な心理的欲求があらわれてくる。
[欲求と欲求不満]
私たちに欲求が起こると、それを満たすための行動が促される。その結果、欲求が満たされると心の安定を得ることができる。しかし、日常生活ではつねに欲求を満たされているとは限らない。また、心のなかにいくつかの欲求が同時に現れ、それを選択するのに思い悩むこと(葛藤)がある。
欲求が満たされない状態を『欲求不満』という。これがイライラや怒りなどの不快の情動としてあらわれることもある。
[適応機制]
欲求不満や葛藤をやわらげ、無意識に心の安定を保とうとする働きを『適応機制』という。様々な適応機制がある。
・補償→自分の苦手な部分を他の面で補おうとする
・昇華→おさえられた欲求を、学問やスポーツ、芸術などに向ける
・同一化→自分を高めようとする
・合理化→自分を正当化しようとする
・逃避→現実逃避する
・抑圧→心のなかにおさえこんで忘れようとする
・退行→耐え難い事態に直面したとき、子どものようにふるまって自分を守ろうとする。
・攻撃→他人や物を傷つけたり、規制を破ったりして欲求不満を解消しようとする。
しかし、適応機制による心の安定は、根本的に問題が解決が出来ていないため一時的な安定しか保たれない。
以上で今回の【欲求と適応機制について】を終わろうと思います。
ここまでご覧になったみなさん、本当にありがとうございました。🙇