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グレーゾーンであるが故の苦悩。『発達障害グレーゾーン』を読んだ感想

みなさん、こんにちは。今回は、『発達障害グレーゾーン』を読んだ感想を書いていこうと思います。この本を買ったのは約1ヶ月前になりますが、買ったその日に最初から最後まで読み終えたので、読んでから1ヶ月ほど経っています。なので、もっと前に感想を言うべきだったかもしれませんが今、感想を書いておかないとまた後に延ばしていくかもしれないので書いていきます。私の主観で書いていきますので、真に受けすぎないようにお願い致します。
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なぜこの本を買おうと思ったのか(動機)

始めに、私がなぜこの本を買おうと思ったのかについて書きます。理由は2つあって、1つ目が『発達障害に興味を持っているから』であるというのと2つ目は『自分にも発達障害の傾向があるのでは?』という思い込みがあって、この本を読んでみるべきなのではないかなと思ったからです。

動機は「発達障害かも?という人のための『生きづらさ』解消ライフハック」という本を買うのが目的で本屋を回って探していたのですが、それが見つからなくて、代わりに「発達障害グレーゾーン」を見つけたので買いました。

発達障害には主に3つの種類がある

・ 注意欠如・多動性障害(ADHD)
→不注意が多い、多動・衝動性が強い
・ 自閉スペクトラム症ASD)
→コミュニケーション方法が独特、特定分野へのこだわりが強い
・ 学習障害(LD)
→知的発達に遅れがないにも関わらず、読み書きや計算が困難である

ASDADHDは知っていたり名前を聞いたことがありましたが、LDは知りませんでした。ASDアスペルガー症候群と聞けばピンとくる人がいるのではないでしょうか。

グレーゾーンは、正式に診断が下りていない人たちのこと

発達障害と診断されている人を「クロ」として、いわゆる健常者とされる人を「シロ」とした際に、そのどちらでもない人を「グレーゾーン」と定義しています。また、この本ではグレーゾーンの人たちのことを「グレさん」と呼んでいます。(本に記載されています)

この本には、実際にグレーゾーンである人たちにインタビューをしているので同じように、グレーゾーンである人たちにとって共感できる部分が多くあると思った

この本は多くが「実際に行ったインタビュー」などの体験談で構成されていますので、グレーゾーンである人のリアルな声が聞けると思いました。リアルな声であるので、同じような悩みを抱えている人のことを知れたり、悩んでいるのは自分だけじゃないと思えることで精神的な負担を減らしてくれるのではないかとも思いました。また、当事者だからこそ思いついたライフハック(生き抜く方法)も書いてあり、参考になる部分が多いのではないかと私は思いました。

「苦しんでいるのは自分だけじゃない」と思ったり「自分と同じような境遇の人が頑張ってるんだから自分も頑張ろう」と前向きに考えられるような内容だと私は思い、「自分は発達障害なんじゃないだろうか?」と思っている人には1度読んでほしい本だと思いました。

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